油もバランスが大事

今日は減らさなければいけない油と積極的に摂りたい油があるということをお話したいと思います。

極力減らした方がいい油とは?

サラダ油や天ぷら油のリノール酸/オメガ6です。
精製油をベースにしたマヨネーズやドレッシングなどは毎日の食卓には欠かせないものとなっています。

このリノール酸は細胞の成長・維持に不可欠で、体内では合成されない必須脂肪酸であり局所ホルモンの材料としてさまざまな生理機能のコントロールのために使われますが、現代人は明らかに摂り過ぎ傾向にあります。

積極的に摂りたい油とは?

野菜(特に冬野菜)や海藻・豆・ナッツ類などに含まれるαリノレン酸/オメガ3です。
ご存知の方も多いと思いますが、亜麻仁油・エゴマ油に多く含まれます。
このαリノレン酸は、細胞や組織を柔軟にし現代病や成人病を防ぎ、アトピー性皮膚炎やぜんそく・炎症などを抑制してくれます。

よく耳にするDHAやEPAはイワシやサバ・さんまやサケ・ブリなどの大衆魚にも含まれていて、体内では固まらない油(oil)です。

魚の脂は脳によい。という話を聞いたことがあるかと思いますが、なぜ脳にいいのか?
脳の構成成分の60%は脂肪が占めているからです。このうち一番量が多いのがオメガ3。最も大切な脂肪酸ということです。

皆さんご存知のオリーブオイルですが、こちらはオレイン酸/オメガ9です。
調理に使っても酸化しにくく、血液中のオメガ9が増せばオメガ6が減りコレステロール内の脂肪酸のバランスが変わり動脈硬化が起きにくくなります。

南イタリアや南ギリシャの人は新鮮な野菜や魚介の摂取、動物性脂肪をほとんど摂らずにオリーブオイルを使用しているので心臓病が少ないと言われていますが、納得のいく話ですね。

オメガ3とオメガ6の摂取比率については1:1から1:3くらいが良いとされていますが、日本人の場合、1:6から極端な人は1:50という状態です。

この2種類の脂肪酸の摂取比率が崩れると、ガン・心臓病・脳卒中・糖尿病・関節炎・不妊・生理トラブル・婦人科系トラブル・アレルギー・アトピーなど多くの人が抱えている病気を誘発することになります。

意外と知らない油のバランス。
参考になりましたでしょうか??
写真は私が毎日摂取している亜麻仁油 と調理用のインカインチオイルです。
亜麻仁油は熱に弱いのでドレッシングに使用したり納豆にかけたりしていますが、コクが出て納豆が一層美味しく感じられます☆
いくつも種類がありますが、今回はこちらを試してみました。

インカインチオイルは天然の抗酸化成分を多く含んでいるので、炒め物や加熱調理にも利用することができるのでとても嬉しい商品です☆

サラダ油からオリーブオイルに変えただけで2キロ痩せた50代のお客様もいらっしゃいました☆

少し高価に感じられるかもしれませんが、何か特別なことをする訳ではなく日常にひと工夫してあげるだけの健康法&ダイエット法です。

小さなことからコツコツと・・・。始めましょうか☆☆

オイルFB

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