先日、下記のようなお問い合わせを頂戴しました。
『歯列矯正は完了していて噛み合わせも良くなったのですが、顎の歪みと顔の歪み、頭の凸凹がきになります。
でも今、歯列と噛み合わせがとても良い状態のところに頭蓋骨矯正をすると歯列に影響がある気がして・・・
やっぱり噛み合わせは変わりますよね?』
答えは、『はい!噛み合わせは変わります。』です。
私はこうお答えしました。
『頭蓋骨という土台が歪んだ状態で歯列を矯正し噛み合わせを調整しても、
家の柱が斜めで机や椅子を同様に斜めに削ってお食事しているようなものですよ。』と。
下顎と上顎に歯列は並んでいますので、頭蓋骨矯正で顎が動くと同時に噛み合わせが変わります。
左右どちらかにスライドした下顎、受け口、などが解消するため、一旦は、噛み合わせが悪くなります。
しかし、土台を整えてあげなければ、綺麗に並んだ歯も頭蓋骨の歪みが強ければ強いほど、その後の歯列に影響を及ぼします。
頭蓋骨矯正をして、頭と顔の歪みを解消し土台を整えた後に、また歯医者さんに出向き噛み合わせを調整していただけばいいことではないでしょうか。
頭蓋骨矯正をしない状態は、本来の美しさではないような気がいたします。
頭蓋骨が歪んでいるということは、もっと綺麗になる要素を持っていると思っていただければと思います。